石取り祭りは桑名の鎮守である桑名宗社の神事です。(俗称春日神社)
祭りの発祥は徳川の初期に、桑名市の郊外に流れている町屋川から
氏子の人達が旧暦7月7日より17日まで毎日川に行き、新しい俵に川の栗石を拾い入れて
小さな車に載せて鉦・太鼓を打ち鳴らし、夜になると提灯をつけて神社に参り、神前に奉納しました。
この小さな車が石取り祭車の始まりであるようです。
その後、祭車も大きくまた美しくなり、明治・大正・昭和にかけて石取りの発展も年々すばらしくなり
これらの祭車の中には100年以上を経たもの。高村光雲・立川和四郎富重・井尻翠雲など
一流彫刻師により彫刻を施されたもの。天幕に描かれている図柄の豪華なものもあって
その芸術的価値は高くその時代を生きてきた人々の心がこもって素晴らしいものです。
今年の石取り祭りの祭車は36台。
7月31日午前0時、神前神楽太鼓の合図に全ての祭車が一斉に鉦鼓を叩き出します。
σ(^_^)は8月1日、午後2時過ぎから、旧東海道筋に整列した36台全部の祭車を見て回り
6時30分から神社前で行われる「渡祭」を待ちました。
:石取り祭り保存会パンフ参照しました。
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